青葉の森公園巡り(1)荒久古墳
東京湾から湾入する千葉寺谷津の最奥部に位置しており、記録によると、「墳丘部は、現在一辺九メートルの方形で残存しているが、周溝部をみると、一辺二〇メートルに達していたと思われる。俗に『石の唐戸』と呼ばれ、切石の横穴式石室を有する」とあります。
明治24年に発掘調査が行われていますが、内部から発見された遺物の多くは散逸し、その後の調査で、1体分の人骨、琉珀製棗(なつめ)、鉄製馬具が発見されています。
石室の構造は、極めて短い羨道と、長悌形の平面を呈する玄室からなり、両者は石門によって区画されています。
玄室は、長さ2.07m、奥壁の幅1.4m、入口の幅1.2mです。
この古墳は、大陸の墓制の影響を強く受けており、古墳時代の終末期のものであるといいます。


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