長生村の史跡散歩(6)中瀬大橋
一松中瀬に長さ100m、幅2.4mの大橋が架かっている(現在、通行止)。
この橋は、明治31年(1898)に館山の漁師の家に生まれた石井亀吉が長生村に移住して製材工場を始め、繁盛していたが、戦後、網元となり、漁業を始めた。
当時は、浜に出るためには幸治川を渡る伝馬船の「はしけ船」に頼るしかなく、大変不便であった。そこで、亀吉は、手作業で川底に杭を打ち、この大橋を完成させた。
この橋により、天秤棒を背に魚を運ぶ猟師たちが行き交い、対岸では牛車をひいた業者が取引きを行い、賑わっていたという。
現在、この大橋は老朽化のために通行禁止となっている。橋の前の一面に公園を造り、この橋の保存してほしいと思うが、残念ながらある団体の大学建設用地になっている。

















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